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夕凪雪-ユウナギ・ユキ-
年齢:
40
性別:
女性
誕生日:
1984/04/24
職業:
フリーター
趣味:
イラスト作成・音楽鑑賞・パソコン・読書
自己紹介:
プロ声優を目指し養成学校に通いながら日々精進中!(現在休学中)
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やっと気が落ち着きました。
こんばんは、夕凪です。(*´∀`*)

劇団きらら『野性の沸点』観て参りました。
感想は後程追記に。



まだ4日昼公演と来週の宮崎公演が残ってますので、観に行く予定のある方は読まない方が良いかと。



さて、ネタバレっつっても、感想と言う感想なんか書けないと思います。(ぇ)
何て言うか………ストーリーがすっごい身近なのにも関わらず、膨大で壮大で、言葉が見つからんのですよ。

「言葉にならない」「言葉にできない」感動って言うんでしょうか。
て言うか、言葉にしたら軽くなってしまいそうで…どっちかって言うと「言葉にしたくない」って感じなんでしょうかね。
その辺も自分で理解出来てません。



ムリヤリ言葉にしようと思ったら…そーだなぁ…。
「とにかく凄い」とか「とにかく面白い」とか。
やっぱ安っぽくて陳腐で軽い表現にしかなりませんな。(爆)
それともオイラにそれを表現するだけの感受性と知識がないだけなんだろうか。(苦笑)

なので、頭に残ったコトバやセリフについて語っていきましょ。


途中なんつぅか…2ch用語やギャル文字ギャル言葉なんかがいっぱい出てきたり、ゴスロリとか言う用語が出てきたりして、ものっそ笑ってたんですが、
その途中途中に突然突き刺さるような台詞が入ってきたりして。

それがまたイチイチ頭に響いて残るんですよー。


最初のウチはふざけて

はずかしー、ごめんなさい!
 生まれてホントごめんなさい
 酸素吸ってごめんなさい
 死のうか?俺、死のうか?


なーんて歌ってたりするんですが、
同じ台詞、この「死のうか?」って台詞。
また別のシーンで言うんですよ。
亡くなった母親とのやり取りのシーン、そこで

なんでウチには父ちゃんいないの?」
「アンタが生まれたからだよ」
「?」
「子供がいると男は逃げるんだよ
 アンタが出来た時は焦ったね
 水風呂に一晩中浸かったり
 歩道橋から転がったりしたんだけど、
 アンタはしぶとかった!
 困ったよ、生まれた時はさぁ」
「ごめん …俺、死のうか?死のうか?」
「バカ!アタシを1人にするんじゃないよ!
 アンタはずっとずっと此処にいるんだよ!」
「…いていいの?」
「バカ!バカ!…」
「死のうか?俺、死のうか?


…うろ覚えですが、こんな感じのやり取り。
もう迫力も響きも全然。全然違って。

…確かに台詞が「死のうか?」ですから、軽く言えば軽いモンだし、重く言えばムチャクチャ重くなるとも思いますけども。

この後主人公の泣き叫ぶ声に、うっかり同調しそうになりました。
いやもぅ一緒に泣き叫びたくて仕方がなかったッスよ。
しかしちゃんと冷静な私も居たので、片手で口押さえて、片手で軽く喉絞めて、息止めて、歯ァ食い縛って、何とか堪えましたけれども。(そこまで)
此処まで移入したのは久々かもしれません。

母親の主張は勝手だと感じましたが、でもナマの人間ってこうだとも思いました。
て言うか、その感情も理解出来る気がしますし。
結局気になるのは、病院で子供を堕ろさなかったのは単にお金がなかったからなのか、それとも………………

その理由がもう1つの可能性の方だったのだとしたら、責められるべき人間は間違いなく父親でしょうね。



頭に響いて残る台詞と言えば、他にも。

ぽすこちゃんの
アフリカ、行きましたか?行けましたか?
の繰り返しは切なくて堪らなかったし、

主人公と弁護士のやり取り、
お前は人間だよ」
「アンタ、人間は動物だってこと忘れてる

とか、
…出て来い」
「…お前が入って来いよ」
「………」
「嘘だよ…迷惑だ、誰も入ってくるな  …誰も

には…もう何とも言えない感情が込み上げて来たし、

最後に弁護士先生の言った
お前と人間になりたい
には涙致しました。
主人公は始めそれも拒否しようとしましたが…
心から拒否したい気持ちと、それを信じるのが怖かっただけと言う気持ちと、もう1つ、受け止めて受け入れて欲しい気持ちとが伝わってきてしまって…また………(涙)

あれー?;;;
何でオイラ、こんなに涙腺弱かったかな。
同調しすぎ?何かあったのか自分。(笑)



最後は少しずつ弁護士に心を開いてく主人公が可愛かったなァ。(*´∀`*)
字は読めるけど書けなかったのに、頑張ってひらがな覚えて手書きで手紙を書いて…(携帯やパソコンで文字を打つのは出来たが、少年院にはパソコンはないし、携帯は取り上げられた)。
ひらがなばっかりの下手な字がスクリーンに映し出されて、何だか和みました。



スクリーンと言えば、今回はスクリーンもフル活用で面白い試みだと思いましたね。
主人公の落書きや、カワウソの描いた漫画、掲示板の書き込みなんかが次々とスクリーンに映されて、すっごい面白かったッス。

しかしスクリーンいっぱいに
死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね氏ね死ね
と映し出されてるのは何とも恐ろしい光景でしたね。(´∀`;)

スクリーン文字にも印象深い言葉が多くて、
どこに向けたらいい?オスとして生まれた闘争心」
「誰に向けたらいい?メスとして生まれた守りたい思い」
「出口がない」
「叫びたい、走りたい、殴りたい、食いたい」
「叫べ、走れ、殴れ、食え

もうホントに、いちいち感心してしまいます。
でもっていちいち感動してしまいます。
何そのコトバのチカラ。



あと、これは役者を目指す者として気にしたい台詞。
いや、日常生活においても気にしておきたい台詞。

弁護士がカワウソに向かって何度も何度も何度も何度も…

川野さん、会話をしましょう」
「私は会話がしたいんです」
「会話をして下さい」
「会話をしましょう、答えて下さい」
「川野さん、「会話」をしましょう


と呼びかけるシーンがあるわけですよ。
勿論この間、カワウソは弁護士の話なんか聞いてやしないで自分の言葉ばかりをぶつけてるワケですが。

今の世の中、「会話」する事が色々な意味で困難なのかも…って思ったら、何だかソワソワしてしまいましたよ。
自分もそうかもって。



何だか今回の観劇では…演技面ばかりでなく、自分の日常の在り方も考えさせられてしまったような気がします。

「役者」としても「人間」としても深く考えさせられて、学ばされてしまったような感じです。



…何だか悔しいぞ。(ぇ)
自分が「役者に憧れる1人の人間」から「プロの役者」に成長する為には、まだまだ足りないモノが多過ぎる事に気付きましたよ。

でもそれが何なのか。具体的には理解しきれてない。

………もしかしたらそれは、無意識には理解してるし既に自分が持ってるモノなのかもしれないけど…それじゃダメですものね。
意識的に理解して自分で自由に使いこなせるようになれなけりゃ「プロ」にはなれませんものね。



まだまだ、まだまだ、頑張って学びとっていかないと…







あれ、気が付いたら最後は反省会。∑(´∇`)
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